外食大手のコロワイドが、定食チェーンの大戸屋ホールディングスに対して進めていたTOB(株式の公開買い付け)が成立する見通しとなりました。

 コロワイドは、大戸屋の子会社化を目指して先月25日を期限にTOBを進めましたが、大戸屋が反対したことから敵対的TOBに発展しました。コロワイドは期限を延長してTOBを継続したところ、今月8日に株式保有比率が47%に達する見通しになったと発表しました。これによりコロワイドは、大戸屋の経営陣を刷新し、店内での調理などを見直す方針です。大戸屋の関係者は「どんな結果でも真摯にやっていくほかない」としています。
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