1バルガンシクロビル(SB-iPhone) [US]2021/09/24(金) 15:36:53.43ID:SgP9x8Ro0●?2BP(2000)
安藤寿康教授の研究に基づく「遺伝と環境が様々な形質に与える影響」というグラフを見たことがある人はとても多いだろう。*1
 安藤教授によって世に出された、このたった1枚のグラフがもたらした社会的影響は計り知れないものだったと私は推測している。これによって、体格やIQはもちろん、性格特性から才能、発達障害や反社会性まで、ありとあらゆる側面が「遺伝」という本人の努力ではどうすることもできない刻印によって、とても無視できないほど大きな影響を受けていることが示されてしまったからだ。

遺伝・発達要因だけでなく環境要因についても、言葉を失うほどの「ネタバレ」が次々に提供されるようになっていった。たとえば東京大学学部生たちの親の世帯所得は6割以上が950万円を超えており、なかでも1550万円以上というきわめて例外的な高所得層が1割以上を占めるという驚くべき結果になっている。*2
エリートの子はエリートになるのである。また、畳みかけるように哀しいデータばかり紹介して申し訳ないが、東京大学を卒業した親の子どもは東大に合格しやすいことも示唆されている。*3
 高学歴者が高所得者になり、高所得者の子どもがまた高学歴者になり、そして高所得者となる。この階層固定化の根底を支えているのが「本人たちの努力」だけではなく、むしろ大部分は「遺伝」や「親の所得」「親の学歴」――つまり「運」であることが白日の下にさらされた。それが、2020年代の前提知識なのである。

 ようするに、2020年代を生きる若者たちは、「努力すれば報われる」というひと昔前まで肯定され賞賛されてきた美しい物語を否定する「身も蓋もない不都合な真実」を、社会からあまりにも数多く提供されすぎてしまった。

 自分が努力するかどうかよりも「運(親の遺伝子、親の所得、親が与えてくれる生活環境、人間関係)」が人生においては決定的にモノをいう。いや、それどころか「努力できるかどうか」すらも「運」によって影響を受けてしまう。これは世迷言ではなく、歴然とした科学的真実としてかれらの眼前に突きつけられている。

東京大学
親の年収

グラフ
https://i.imgur.com/8kDP1H5.jpg

https://news.yahoo.co.jp/articles/a571cc2168cd212c3412287141145f240ce02b02?page=3

110テラプレビル(庭) [KH]2021/09/24(金) 17:11:54.02ID:u43fcjbS0

東大=幸福じゃないだろ
東大出て松屋のバイトしてる奴もいる

111ガンシクロビル(新潟県) [US]2021/09/24(金) 17:14:40.67ID:7QWI36UQ0>>110

そうなんだよな
同級生に東北大出てるのにそんな奴いる
俺だって人の事言えたもんじゃないが